みなさまが一番気になるウエディングドレス。
ウエディングドレスについてよくある質問をまとめた連続コラム。
1回目はecooが「自社でドレスをもたない理由」についてです。
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なぜ自社でウエディングドレスをもたないのか?
フォトウエディング歴17年目を迎えるecooですが、その間に何度も話題にのぼったのが『自分たちで衣装をもったほうがいいんじゃないか』ということ。
でも何度話合っても、結局毎回たどり着くのは『衣装はプロにお任せするのがいちばん』という答えです。
私たちはずっと、ウエディングドレスは提携先の専門ドレスショップにご案内、というスタイルを貫いてきました。
時間のないお客様にとっては、撮影場所にドレスがあって、1日で相談~試着~撮影までできる方が楽ちんですよね。実は経営的にもその方がよっぽど効率的です。
それを重々承知の上で、それでもやっぱり、ウエディングドレスやタキシードはプロにお任せするのが正解だな、と思うのです。
専門のドレスショップはココがすごい
ecooが衣装を専門のドレスショップにお任せするのは4つの「ココがすごい!」という理由があるから。
一つずつ説明していきます。
(1)状態の良い衣装を着てほしい
私たちはフォトウエディングといえど、結婚式で着るウエディングドレスと同じラインナップからお選びいただいています。
写真で見る分には分からないでしょ、というドレスで撮影するのは嫌なのです。
実際の結婚式でお貸出ししている衣裳と同じように、ご使用後には必ずクリーニングやメンテナンスもします。
汚れを落とすだけでなく、検品を行い、万が一破れやほつれがあったらしっかり補修します。
そのため「一度衣装を使用すると一定期間そのドレスは使用できない」という大きなデメリットが発生する可能性があるのですが、そのぶん常に状態のよいお衣装を着ていただけます。
わたしたちがおふたりに残してほしいのは、広告写真のようなキメ映えの一枚ではなく、大切な結婚の一日丸ごとです。
お衣装を身にまとった瞬間から「この日を迎えてよかった」とおふたりに心から思ってもらえる、そんなお衣装で大切な一日を過ごしてほしい。
その気持ちは必ず写真に表れると思っています。
(2)サイズで「好き」を諦めずにすむ
気に入った衣装があったけれど「私にはサイズが少し小さい/少し大きいから他のドレスに・・・」と諦めなくてもいいんです。
ドレスのプロは補修のプロでもあります。
多少のサイズ調整であれば補修で合わせることができます。小さい場合は背中にあて布をしたり、大きい場合はウエストをつめてみたり。
モーニングやタキシードも、袖や裾の丈が合わないと、ドレスよりもわかりやすく違和感が生じるため、しっかりと合わせます。
フォトウエディングでドレスのサイズ補修までしているところはなかなかありません。
それができるのはやっぱり衣装のプロだからこそ。
ぴったりサイズのお衣装はそれだけでふたりのスタイルを抜群によく見せてくれます。
17年フォトウエディングをしている私たちは、そのことをよーく知っています。
補修する時間をしっかり取れるように。
私たちが、試着は撮影日の1か月前くらいを目安に行うとよい、とお勧めしている理由もそこにあります。
また、そもそも専門のドレスショップは衣装のサイズ展開が豊富です。
自社で衣装をもつ場合、保管の手間や場所の関係で、一番よく出るサイズ以外は置けないことが多いです。
専門のドレスショップなら、細身の方、大きめの方も、諦めることなくぴったりのお衣装を選べます。
(3)プロの豊富な経験値をもらえる
お打ち合わせ時によく伺う「衣装のイメージがわかなくて」という声。
ウエディングドレスやタキシードに袖を通すのは、今回が初めてという方が多いはず。
だから「これは似合いそう」と具体的なイメージが持てないのは当たり前です。
カラー診断や骨格診断で、自分に合うカラー・素材・かたちは分かります。
ただ、フォトウエディングの衣装は、似合うことに加えて、撮影する場所や季節、着心地、予算など、総合的に考えることも必要になってきます。
そのアドバイスやお見立てができるのはやっぱりプロの衣装屋さんだからこそ。
わたしたちが「かわいい写真が大好き」でどうやったらかわいい写真が残せるのかをずっと考えているように、ドレス専門店のスタッフも「かわいい衣装が大好き」で衣装の知識を豊富に持っています。餅は餅屋、ですね。^^
(5)気に入ったお衣装を見つけてから成約できる
さて最後の「気に入ったお衣装を見つけてから成約できる」という理由。これ実は、お衣装を自社で持たなかったからこそできたサービスです。
私達は自社で衣装を持っていないため、相談~試着~撮影を同日に行うことができません。
ご相談、ご試着、撮影は全て別々の日にお願いしています。
急ぎで撮影したいおふたりには本当にご面倒をおかけしてしまうのですが、でも!別日で行うからこそ、じっくり検討することができます。
イメージしてください。相談から撮影までが1日で完結する場合、気に入るドレスがなかったとしても、すでに撮影がお膳立てされているその場で断るのはすごくハードルが高くないですか?
ecooは試着と撮影が別日だからこそ気に入ったお衣装があって初めてお申込み完了という流れを組むことができました。
撮影日やプランを仮押さえしていても、ご試着で気に入った衣装がなかったら、保留にしてecooにご連絡いただければ撮影自体を白紙に戻すことが可能です。
本当にわが社のことながら、とってもフェアでいいサービスだなぁと自画自賛しています。^^
もちろん、打合せやご試着など、その時点ですでにたくさんお時間をいただいているので、正直に申し上げると、ぜひ私達にお任せしてほしい!という気持ちは強いです。(笑)
でもそれ以上に、大切なおふたりの記念の撮影。すべてご納得いただいてからご契約いただくことが一番大切だとスタッフ全員思っています。
一切の不安な気持ちなく、撮影当日を迎えて頂きたいです。
ぱぱっと簡潔に手軽な撮影もよいですが、せっかくのおふたりの大切な結婚写真撮影。
どうかおふたりの”好きなこと・やりたいこと”とじっくり向き合ってください。
そうやって、ご相談から撮影当日までの準備期間もずっと楽しんでいただけたら、こんなに素敵なことはありません。
向き合ったら向き合っただけ、撮影の1日はおふたりにとってよりスペシャルで大切な一日になるはずです!
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